EMS-JP × 金沢エンジニアリングシステムズの場合

金沢エンジニアリングシステムズについて

私たち金沢エンジニアリングシステムズは、石川県金沢市に本社を構える、組込みソフトウェア開発を主たる事業としている会社です。
創業 1988 年から制御系・組込み系に特化した、会社代表と社員のほとんどがソフトエンジニアの生粋のエンジニア集団です。
余談ですが、小生（宮上）も営業に就く前はソフトエンジニアでした。
お客様は、日本全国の機器メーカー様・機器商社様になります。

EMS-JPとの出会い

2013年（だったはず）、データランド市瀬さんのご紹介で、EMS-JP 営業ミーティングに体験参加しました。
「何だこの集まりは！？」と衝撃を受けました。「ズバリ、面白そう！」って直感で思いました。
それまで（今もですが）、真面目な業界団体の会にし参加したことがなかったので、この EMS-JP では何かが起こせるという漠然とした期待感が込み上がってきたことを覚えています。

展示会（ET）での盛り上がり

EMS-JP の活動の中で一番盛り上がるのは、例年秋にパシフィコ横浜で開催される ET 展示会（ET/IoT Technology）だと思います。
EMS-JP は毎年、会員企業十数社で共同出展しており、来場者はもちろん会員同士のコミュニケーションが盛んに行われます。
共同出展のすばらしい点は、商談時にお客様から自社だけでは実現が難しいことをご相談されたとしても、近くの会員さんに助け船を出すと巻き取って貰えるということです。逆に、会員企業さんからのヘルプ要請に私たちが応えることもあります。まさに Win-Win です。
展示会では独自のプレゼンコーナーはもちろん、中日（なかび）の会場で開催される「ET/IoT Technology フェスタ」が、特にいいですね。「ET/IoT Technology フェスタ」は、国内の展示会ではなかなかお目にかかれない、出展企業がアルコールやオードブルをふるまう企画です。EMS-JP では毎年、泡盛やオリオンビールを無償で提供しています。
毎年、本当に「ONE TEAM」の感覚で盛り上がって、大好きです。

当社 IoT 事業への発展

EMS-JP に参加してからお取引はいろいろありますが、数ある中から一番インパクトがあったのは、会員企業であるアットマークテクノ 実吉社長・荒井部長（荒井さんは前職時代）との出会いから、色々お声掛け頂いたことだと思っています。インテグレーション・パートナーの締結、実案件のご紹介を頂きました。
2016 年から、弊社の自社製品事業の一つとして IoT 事業を推進しています。
その中核製品が「KES IoT Logic」という PLC のデータ収集に特化した IoT ゲートウェイです。
「KES IoT Logic」はハードウェアがアットマークテクノ社 Armadillo-IoT G3 を採用し、ソフトウェアは弊社独自のものをインプリメントした製品です。

EMS-JP に入会していなければ、「KES IoT Logic」という製品はこの世に生み出されることはなかったのではと思っています。
今後も皆様と協業させて頂き、世の中に貢献できる事業推進ができればと思っております。